学び直しの方法論 社会人から大学院へ進学するには

私の初めての単著作品になりますが、「学び直しの方法論 社会人から大学院へ進学するには」という書籍を発刊させて頂くことになりました。

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本書は、働きながら大学院に行ったり、資格を取ることに興味のある方にはぜひご一読頂きたいお勧めの本です。

私の体験をもとにノウハウを凝縮しています。さらっと1日で読めるような本なので、ぜひご覧下さい!

 

社会情報学会「学位論文賞(博士論文)」及び「新進研究賞」を受賞

社会情報学会より、「学位論文賞(博士論文)」並びに「新進研究賞」を頂きました。

特に新進研究賞は、「対象者は、同一年度の優秀論文賞、論文奨励賞、大学院学位論文賞(博士論文賞、修士論文賞)の受賞者とし、それらの中で最高の評価を得た受賞者につき表彰する。」とのことで、大変名誉ある賞を頂き大変感謝しております。

これを励みに、今後も研鑽を積む所存です。今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

難民とスマートフォン

数百人の人々が、今にも難破しそうな木造船にすし詰めになりヨーロッパを目指す。こうした光景をニュースで目にする機会が多くなっている。多くの人たちが紛争地帯を逃れてきた人々だ。

2015年8月27日付のNew York Timesは、こうした人々に関する非常に興味深いレポートを掲載した。

A 21st-Century Migrant’s Essentials: Food, Shelter, Smartphone
(邦訳:21世紀の移民の必需品:食糧、屋根、そしてスマートフォン)

メディアの役割を再認識するような素晴らしい記事なので、英語が苦にならない方はぜひ原文を読んでいただきたい。

「新しい国に到着して最初にやることは、SIMカードを買ってインターネットに接続し、地図をダウンロードして自分がどこにいるか確認するんだ。」

彼らはスマホなしには目的地に到着できないという。そして、たくさんの仲間たちがヨーロッパに渡るにつれ、さらに状況は変わってくる。

「数千、数万の人々が旅を終えるに従い、彼らはその経験をソーシャルメディアを通じてシェアする。スマホのGPSで自動的に記録されたルート沿いの全ての中継地でさえも。」

こうして、スマホとネットコミュニティでシェアされた情報を頼りに、生きる希望を抱きつつ、危険を冒してヨーロッパへ旅立っていく。

テレビ越しに難民船を見ているだけではわからない現実がここにはある。

そして、最先端のテクノロジーやサービスが、ここでは他とは比較にならない重要性を持っている。

英字新聞の効用

少し前から、Japan Times + International New York Timesを購読している。一見するとJapan Timesだが、その中にInternational New York Timesも折り込んであるものだ。

ちなみに、紙媒体を購読すると、両紙のウェウサイトの記事も無制限で読めるようになる。紙媒体で気になった記事をウェブで検索してクリッピングしておくことも可能だ。

しばらく購読して感じるのは、英字新聞を日本で購読するのは、いくつか顕著な効用があるということだ。

海外のニュースを幅広く知ることができる

特にInternational New York Timesはニューヨークを拠点としているだけあり、北米はもとよりアジア、ヨーロッパ、中東と幅広いニュースをカバーしている。一つ一つの記事も、単に事実を伝えるだけでなくその背景や意味合いなどについても結構詳しい解説が付く。

日本ではあまり取り上げないトピックがある

芸術・アート分野の充実ぶりも日本にはない部分である。比較的前衛的な芸術家の話や作品についてもよく取り上げられる。特定の芸術家や一般人にフォーカスしたストーリーが取り上げられることも特徴である。

日本のニュースを異なる視点で見ることができる

実は日本の読者にはこれが一番面白いと思われるが、日本の政治、社会に関するニュースが、日本の新聞とは全く異なる視点から報じられている。賛成か反対か、右か左かといった単純化された視点ではなく、第三者の目から見た事実の背景や狙い、その意味あいなどが非常に冷静な目を持って論じられている。

英語の勉強になる

もちろん、非ネイティブスピーカーにとっては英語の勉強になる。特に日本のニュースであればコンテキストがわかっているので、知らない単語でも意味がわかる場合もある。へえ〜、そんな言い方あるんだ、といった発見があることも多い。

英字新聞というと、読みこなすのが大変と思うかもしれないが、別に全ページを読破する必要など全くない。ざっと見出しを眺めて、気になる記事があれば、気がすむところまで読めば良い。10分、20分眺めるだけでも、普段の日本のニュースとは全く異なる視点に触れることが可能だ。

もし日本のメディアや新聞に満足できない、あるいはそれらに加えて別のものも見たいという方は、試してみてはいかがだろうか。