スマート・コントラクト・カンファレンス

昨日は、虎ノ門ヒルズで開催されたスマート・コントラクト・カンファレンスに登壇。二つのセッションでモデレータを務めさせて頂いた。

特別対談:スマートコントラクトが社会にもたらす影響
Joseph Lubin × Marley Gray × Andrew Keys × 高木聡一郎

ブロックチェーン産業の未来×スタートアップ
野口 悠紀雄 × 佐野 究一郎(予定)× 佐藤 智陽 × 高木聡一郎

一つ目のセッションでは、ブロックチェーンは従来のシステムに対して何が違うのか?どのように社会は変わっていくのか?を中心に議論。議論していく中で、いろいろと気づくところはあったが、やはりブロックチェーンは「データ構造」がシステムの外に出たことで、様々なシェアがしやすくなってきたということ。その一方、単なるデータではなく、プログラムやサービスとバンドルされている。その辺のバンドル/アンバンドルの切り分けが重要だと感じた。そういう観点から、「The DAOの一件」についても取り上げたが、聴衆の方にはこの論点が結構受けたようだった。

二つ目のセッションでは、ブロックチェーン産業をどう盛り上げていくか、日本はどうかかわるべきかという議論。「日本」という枠組み自体に意味があるのかという議論もありつつ、結局は「個の力」の重要度が増しているという議論に。「個の力」を発揮する人々を日本企業がどう活用できるか、あるいは企業に勤めている人々がどのように「個の力」を存分に発揮できるようになるか。その辺がブロックチェーン業界においても、また日本経済全体にとっても重要になるように感じたセッションだった。

 

デジタル通貨で始まるマネーの終焉?

マネーの本質から、デジタル通貨の普及可能性やその先にある世界を考えてみました。

なかなかの問題作だと自負(?)しておりますので、どうぞご覧ください。

本文はこちら

リード文より
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これまで、ブロックチェーンの汎用的な活用を取り上げてきたが、ブロックチェーンには「デジタル通貨」という重要な側面がある。デジタル通貨は、ブロックチェーンを動かすインセンティブでもあり、これまでのところ最大のユースケースでもある。デジタル通貨は普及するのか。その先にはどのような世界があり得るのか。今回はマネーの本質から考えてみたい。

週刊エコノミスト記事

最近、他のところに掲載した記事の紹介が多くなってしまっておりましてすみません。ブロックチェーン以外についても、面白いとおもったところを本ブログに書いていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

というわけで、今回も紹介になってしまいますが、週刊エコノミスト2016年7月5日特大号にFinTech特集が組まれまして、私の方でブロックチェーンの概説記事を書かせて頂きました。「徹底理解 ブロックチェーン データを紐付管理する基盤技術 無限に広がる応用可能性」というものです。

よろしければお手に取ってご覧ください(バックナンバーはこちら)。

 

IoTとスマートコントラクトが作る“超自動化社会”とは?

Biz/Zineで第5回目の記事が公開されました。

リード文より
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ブロックチェーンは、ビットコインという貨幣の「台帳」という役割から、ネットワーク型のコンピューティング基盤へと変貌を遂げつつあるということを、今までの連載では解説した。今回は、ブロックチェーンの汎用化への道を整理するとともに、その発展形の一つであるスマートコントラクトが拓く“超自動化社会”を考える。